多分、幽霊だったんじゃないかな…




私は、霊感なんてないはずなんですが、
こうして思い返してみると幽霊だったのじゃ…という話があります。



数人で体験したので、私だけ見たんじゃないので、

やっぱり、あれは幽霊だったんじゃないかと…




これは、私が高校生だった時のお話です。



当時、私はイラストを描くのが好きで、
漫画を書くサークルに入っていたんです。


部活に入部したとはいえ、


愛犬の散歩があるので、
なるだけ、早く帰ろうとしていたんですが、



その日は、中学同級生が訪ねてきて、
皆で、わいわい話して、

とても遅くなってしまったんです。



もう、日が暮れてしまっていて、
真っ暗


帰ろうということになり、



2階の部室で校舎からでるため、
階段を降りている時に起こった出来事です。



電気は自動で消える仕組みだったのか、
節電なのか、元々、蛍光灯もあまりついてなく
(いま、思うととんでもない学校)


遅くなると、真っ暗な中を歩いて外に出なければならず、
外もけっこう暗い、






実は、そのサークルは旧校舎にあるんですが、


夏休みには、バレー部やバスケ部などの運動部が、
サークルの部室にしている教室の2つ隣の教室に
毎年、布団を引いて寝泊りして合宿したりしていたんです。


それで、運動部の人々が言うには、
幽霊らしきものを今年も見たという噂が流れていたのでした。




古びた2階建ての木造の建物でした。


戦時中にも使われたという話も…
定かではありませんが…




そんなに、怖い感じもしてなかったのですが、
確かに、その年はなんだか違っていました。



私も、その年は、なにか妙な感じもしていました。


霊感とかないはずの私が感じたんですから、

今思うと、そーとーですよ。



運動部の人の中で霊感のあるという人たちも、

その年は、私の耳に入るほど、
えらく騒いでいましたよ。




そして、その日、


旧校舎はいつものように



階段を差し掛かり降り始め、


踊り場の窓からヘッドライトのような光が通り過ぎ、


かまわず下に降り始めました。


6人はいたと思います。




そして、一人ずつ階段を手すりを伝って降りはじめたとき、

私の前にいる人にぶつかると思ったんです!




しかし、次の瞬間、通りすぎたんですよ!!!



なにか、その瞬間、人型の白いモヤの中を通り抜けていった感じです。



エクトプラズムって、あんな感じ?

みたいなものだった…





1階にみんな降りて、


霊感が強いと言っていた同級生達がキャーキャー騒ぎ始め、

「今の見た?見た?」とか、



私も前を行ってぶつかると思った先輩から「見た?」と聞かれました。



そのとき、私はなんと答えたか、よく覚えてないのです。



たしか、


「いや、多分、見てない、いや~、私は霊感ないはずだから、
多分、見間違いだと思うけどな~」


そう、その時はそのような感じで答えたんですよ、確か…



でも、本当は、ドキドキしながら、


私見たよね。

って心の中で思っていたのですが、



何故だか口にできなかったのは覚えています。



あとで、「やっぱり見たのかなぁ」
と3ヶ月近くもたってから、


その先輩と話をして、
先輩も見たと思うと思っていたそうです。



でも、ヘッドライトが通ったし、

雪山でのブロッケン現象みたいなものだったのかも?

とも思いましたので、
そんなに深くは考えませんでした。



それで、
その幽霊見た騒動のあった、
次の日は、私は早く帰ったのですが、


また、幽霊を見たとのことでした。


私を除いたメンバー全員だったそうです、確か。




そして、不思議なことに、
その年、以降から、幽霊見たという話は聞かなくなりました。


その同級生たちもあまり訪ねて来なくなったのも重なっています。




…彼女たち同級生たちと先輩たちを含めて、

学生を卒業してから数年は交流もあったんですが、

今では、一度も会っていません。




会いたくない理由は、
その全員に共通してるんですが、
(なんでそんなに似てるのって感じなのですが)



人間的に許しがたしってことなんですが、
(私が気が短いだけではないと思う)



ですから、

私には、そのときの霊的な体験が、

ブロッケン現象みたいなものではなくて、




もし、本当に幽霊の仕業ならば、




その人たちが良からぬことをするのを霊が止めに、
戒めにきてくれていたんじゃないかと思うのでした。




私は、なにか、あまり怖くなかったので
(確かに不思議だから怖かったんだけど)、




その不思議な霊に、
助けてもらったように今でも思うのです。




よく、幽霊よりも生きてる人間のほうが恐ろしいといいますよね。





私も、身の毛もよだつ体験は、
幽霊よりも生きてる人のほうにあり、


怖いというか、怒りを覚えるけれど、
なにかこう、おぞましいなあと思うほうが強くありました。



なんというか、
生きてても悪霊って、

悪霊って集合体になってるそうですよね。

こんな感じなのかなぁって思ったのですよね。
似てるから全員が…




本当、何事もなく無事に卒業できたので、

その幽霊さんには

「有難うね」

ってそう思って、当時のことは思い出すのです。




ちなみに、私が入学する前もニュースになった事件があったそうです。


知らずに入ってビックリしましたが、
まさか、そんなことが!っていう事件!!




本当に無事…


卒業できて良かったな~